私の家は別荘地にある。中古で購入した。前のオーナーの趣味なのだろうが、結構洒落た造りになっている。
ログハウスでは無いが、まあ別荘地には馴染んだ家ではある。私自身は、この造りが嫌いではないが、
いかにも『お洒落なペンション風よ！趣味はインテリアなの♪うふっ』
ってのだけは絶対やりたくない。（で私の気持ちを、わかって頂けるかな？）だって恥ずかしいじゃないですかー。
友達とか家に遊びにきて、｢ふふん｣と鼻で笑われた日には・・・（被害妄想かも知れないが）
金額 ￥５，０００ぐらいだったと思う
前置が長くなってしまったが、家の中で時間を知るには、やっぱり壁掛け時計が欲しいと思い、
引越しからすぐに時計を物色しに色んなお店に廻ってみた。理想的な時計は、
『飾りのない実質剛健！オレは時間だけを知らせるぜ！』てな時計を探していた。すごくわかり難い説明なので、
要約？すると丸型、白地、針の色は黒とよく、会社とかにある奴だ。
でも、これが意外と高値だ！１万円は軽く超える。おまけにでかい！確かに会社とか広い場所で見る分には丁度良いサイズだろうが、
一般家庭に置く大きさではない。それ以外は、ギラギラと飾りのある奴や、○ヌーピーや、○ッキーマウスとかのキャラクター物ばかり。
余談だが以前に帰省した際、母親がグァムに海外旅行に行ったときのお土産だと言われ、ミッキー○ウスのＴシャツをもらった。
「３０歳過ぎた男が、そんな物を着れるか！」とは言ってはみたが
｢あらー、だって可愛いじゃない。｣とか言われた。おまけにＭサイズだし。
（私は身長１７６ｃｍ、小さいんだよー。兄弟で一番小さいから、未だにＭサイズと思われているらしい）
因みに兄は、そんなキャラクター物を何の躊躇いも無く着ている。まったく・・・・・
おっと、本題に戻そう。てな訳で、気に入る時計が見つからなかったのである。｢まあ、不便ではあるが自分の気に入ったものを気長に探そう。｣
とあきらめていた。それから１年半後に、たまたま買い物を行ったジャ○コに『脅威の絶対精度！マルマン電波時計』というものに、
目が止まった。それは勝手にどこかから発信している標準時間電波を受信し、勝手に時刻補正をしてくれると言う優れ物であった。
デザインは、許せるくらいのシンプルさ。おまけに定価の半額近いプライスであった。で購入した。
家に帰り、使ってみた。「なんだ、時間を合わせるツマミが無いぞ！何々、勝手に時間を合わせてくれるだと。」と取扱説明書を読んで
電池を入れた。暫く見ていると、なんと勝手に時間を合わせるではないですか！時計が時間合わせで、針が高速動作する光景は、
ちょっと、不気味でした。
さすが、電波時計。常に正確な時を知らせてくれます。この時計を購入して以来、電話で時報を聞くことはなくなりましたね。最初の理想の時計とは
異なりますが、『私は貴方のために正確な時を刻むのよ。ちょっと派手でごめんなさい。』
てな感じで、健気に働いてくれます。そう思うと可愛いですよね。
